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たぬきのアルバム

 

 下落合の森に棲むたぬきは、ずいぶん以前から近隣では認知されていました。それが最近、頻繁に目撃されるようになったのは、いよいよ下落合のみどりが少なくなってきたことと、それにともない果実や木の実など冬場のエサ不足が深刻化したからだと思われます。

 

 「日本たぬき学会」会長の池田啓先生によれば、たぬきが棲息するには1ヘクタール程度の生活域が必要だということです。そして、子供が産まれ子孫を増やしてゆくためには、さらにその倍ほどのエリアが必要となるようです。言い換えれば、都心であるにもかかわらず、下落合にはそれらを満たす条件が揃っていた証明になる・・・とのことでした。下落合地区は、泉がそこかしこから湧く崖(バッケ)が多く、武蔵野原生の緑地が残りやすい環境であること、また、狭い路地などが多く大開発を免れて来たことなどが、たぬきが安心して棲みつづけられる環境を保全できた要因と分析されています。

 

説明: たぬき

「下落合みどりトラスト基金」がスタートしたころ、もっとも早い時期に撮られた、庭先へエサをもらいに来るつがいのたぬきです。鳥の手羽先を、美味しそうに食べています。この夫婦だぬきが、のちに子供をつくることになります。

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http://blog.so-net.ne.jp/chinchiko/2005-01-31

説明: 1

雪が降っても風邪が吹いても、たぬきたちはエサをもらいにやってきました。実のなる樹木が伐られて少なくなり、冬場は極端にエサが少なくなるのでしょう。もともと、人里近くに住む動物ですので人なつっこいようです。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/079.htm

説明: 1

薬王院の森の西側にあるマンションで、たぬきが張り出した屋根に落ちて身動きがとれなくなっているところを、「下落合みどりトラスト基金」のメンバーで救出しました。救出後、野鳥の森公園で解放しています。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/016.htm

http://blog.so-net.ne.jp/chinchiko/2005-02-27

説明: 1

たぬきが棲める下落合のグリーンベルトは、年々細く、また飛びとびの島状になりつつあります。武蔵野原生林の動植物が育ち、生態系がそのまま活きる緑地帯を、「トラスト基金」ではなんとしても保全したいと考えています。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/038.htm

http://blog.so-net.ne.jp/chinchiko/2005-02-17

説明: 1

4月の中旬あたりから、野鳥の森公園を中心として、たぬきが頻繁に目撃されるようになりました。これは、屋敷の解体にともなう安全な棲家への移動だと思われますが、同時に子育ての準備に入っていたと考えられます。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/070.htm

http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/066.htm

説明: 1

5月に子だぬきが誕生しました。たぬきの赤ちゃんが、排水溝から上へヨチヨチ這いあがろうとする懸命なしぐさは、かけがえのない自然の営みと生命の慈しみを感じさせてくれます。この豊かな森と生命が、次世代へと受け継がれますように。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/094.htm

http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/097.htm

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6月に入り、2匹の子だぬきはワンパクぶりを発揮しはじめました。親だぬきは、片時も目が離せないような様子です。子だぬきの活動範囲も少しずつ広がり、心配な親だぬきはそのつど連れもどしています。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/098.htm

説明: clip_image001

7月はなかなか梅雨が明けずに、雨もよいの空がつづきましたが、子だぬきたちは順調に成長しています。小さいながら、その姿は毛もふさふさと長めになり、親だぬきのミニチュア版のような姿になってきました。

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http://www.jsc-com.net/shimoochiai/news/118.htm

 

 

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