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たぬきの森から明けましておめでとうございます

 

みなさま、2015年、あけましておめでとうございます。本年も「下落合みどりトラスト基金」を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年(2014)9月、たぬきの森の違法建築「重層長屋」をめぐり、東京高裁において新宿区が勝訴し建築業者側の敗訴Click!が確定しました。その後、業者側は最高裁へ上告せず、たぬきの森へ違法建築を建てようとした違法行為、ならびに建築途上で放置されている違法建築物は、すべて業者側の責任でありということに帰結しました。

しかし、現状は違法建築がそのままの状態で放置され、災害などによる周辺住民への危険性は増えこそすれ取り除かれてはいません。今年は、建築途中で放置された違法建築を、業者側の責任においてすみやかに解体・撤去する案件が、ひとつの大きな焦点になると思います。トラスト基金では、違法建築の撤去はもちろん、その後の目白崖線におけるグリーンベルト保存を踏まえた緑地公園化をめざして、今後とも活動をつづけてまいります。

なお、今月は2014年度(平成26年度)の会計報告を予定しています。したがいまして、「トラスト基金」の募金高および同基金の活動経費の詳細は、例年どおり会計事務所による会計報告というかたちで、今月末をめどに掲載いたします。あらかじめご承知おきください。

 

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