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業者は最高裁への上告を断念

 

  “たぬきの森”へ違法建築を建てようとした業者と新宿区との間で、4年間にわたり争われていた裁判で、今年(2014)924日に東京高裁における業者側の敗訴が確定していましたが、その後、業者側は最高裁へ上告せず、たぬきの森へ違法建築を建てようとした違法行為、ならびに建築途上で放置されている違法建築物は、すべて業者側の責任でありということに帰結しました。

 今後、違法建築の撤去は業者側の全責任で実行しなければならず、新宿区としても以前と同様に撤去の勧告をつづけていくと思われます。「下落合みどりトラスト基金」としましては、当初の活動方針のとおり、前・中山弘子新宿区長が約束した@違法建築の撤去、A当基金への寄付金を合わせた適正価格での土地購入、B新宿区のグリーンベルト保全・回復事業に沿った緑地公園化……の3つの目標をめざし、新体制となった新宿区へ再度の確認・働きかけを行い、引きつづき活動をつづけていきたいと考えています。

 

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