下落合みどりトラスト基金

たぬきの森周辺の桜が満開に

　“たぬきの森”の周辺は桜が満開となり、みずみずしい新緑も少しずつ芽吹き始めています。今年は、気温が低い日がつづいたせいか北風の冷たさも加わり、目白崖線沿いに散在する桜の開花が例年よりも遅く、また花持ちも非常によいようです。

　かつて、たぬきの森に咲き乱れた桜Click!も、心ない業者によってその多くが伐採され、旧E邸のみどり豊かな敷地は、「重層長屋」のコンクリート基礎によって覆われつつあります。この季節を迎えると、見事な枝ぶりで花を咲かせていた桜が思い出され、寂しさと同時に利潤追求のみで自然に配慮しない、非エコ業者の破壊を目のあたりにしたうそ寒さを改めて感じます。

　昨年とは異なり、今年はたぬきの森に残るわずかな桜だけでなく、敷地に近接した桜の写真も合わせてご紹介しなければならないのが残念ですが、サイト上でのバーチャル花見をお楽しみください。また、4月18日（金）に迫りました東京地裁の判決につきましては、改めてこちらへ記事をアップしたいと思います。