下落合みどりトラスト基金からのお知らせ
2018年1月25日
下落合みどりトラスト基金
代表 栗林 義信
寒さが厳しい折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
この度、第XIII期決算を終えました。基金、運営資金の残高は裏面の収支計算書の通り、ご報告申し上げます。
たぬきの森のあった土地は、一昨年、新日本建設より(株)ブレンディに売却され、昨年の正月には違法建築の重層長屋が解体されつつあることをご報告いたしましたが、昨年3月末には解体が完了しました。たぬきの森があった土地は更地にはなりましたが、違法建築の地下の部分には建築廃材が埋められていて、元のみどり豊かな森とは程遠い状況です。
<新宿区からゼロ回答>
「下落合みどりトラスト基金」では、引き続き新宿区に対し土地の買い取りを求め、7月には副代表の北村から土地の利用案として「ブレンディが所有している当該地において、区が土地を借り上げて利活用すること、若しくは区が土地所有者の建築した建物を借り上げて利活用することの何れかの実施について」区の見解を求めましたが、区からは9月に「当該地周辺において下落合野鳥の森公園やおとめ山公園、落合第一地域センターなど、公園や区有施設の整備に努めてきた」ことから「当該地周辺においては、現時点で、地域の総意として求められている施設や区として特に必要と
認められる施設はありません」したがって「区としては、ご提案にある当該地の借り上げや、当該地に建築した建物の借り上につい ては、どちらとも実施する考えはありません」との回答でした。新宿区の回答書全文はホームページに掲載しますのでご覧ください。
ホームページURL:www.jsc-com.net/shimoochiai/top.htm
<老人ホームの建設を目的に転売された模様>
ブレンディは違法建築の解体と同時に周辺土地の買い取りも進め、野鳥の森公園に接する3軒の家屋と土地を追加購入しました。そして1月17日に土地の所有権がブレンディから他の開発業者に移り、現段階では老人ホーム建設が構想されている模様です。いずれにしても下落合みどりトラスト基金は関係業者との会議を持って詳細を把握する予定で、今後の計画が判明し次第改めてホームページで報告させていただきます。
<下落合みどりトラスト基金の今後の方針>
上記のように違法建築が取り除かれはしましたが、たぬきの森に何が建設されるのか分からない状況です。しかし、失われた緑を部分的にも復活するよう業者と話し合い、近隣の緑の保全についても努力を続けてまいりますので、今後とも、ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
<お願い>
我々のホームページをご覧になっている方で、今後のさまざまな郵送によるお知らせにつきまして、「ホームページを見ているので郵送不要」という方は、どの様な方法でも結構ですからご一報ください。 郵送費や印刷費など、活動資金の節減にご協力いただければ幸いです。
連絡方法●携帯電話:080-6508-6107
●メールアドレス:shimoochiai.mt@wood.dti2.ne.jp
●郵送:封筒をご覧ください
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