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たぬきの森の違法建築解体工事の状況

 “たぬきの森”の周辺は、樹木の葉も落ちて冬景色となりつつあります。11月より始まった、違法建築の解体工事はほぼ完了し、現在はコンクリートの破砕作業を行っています。現地の東側からは、9年ぶりに薬王院の森や野鳥の森公園、遠く富士山が望めるようになり、改めて下落合の丘陵に残る自然の豊かさを感じさせます。

新たな業者には、周辺の敷地買収を企画し大型マンションの建設(2方向避難が可能な、以前にも増して地域にそぐわない建設計画)のプランを、模索しているような動きさえ見えます。どのような開発業者も、周囲の環境や自然を活かすよりも、それらを破壊して(さらに周辺の人間関係をも壊して)、より貪欲に多くの利潤を追求するものです。

 「下落合みどりトラスト基金」では、引きつづき業者の意向や工事の推移を注視しています。

 

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