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新宿区との話し合い「たぬきの森の今後について」

 

 先日、「下落合みどりトラスト基金」メンバーと新宿区都市計画部建築指導課、みどり土木部みどり公園課との間で話し合いの場がもたれました。最高裁で「違法建築」との判決が出て、建築確認が取り消されてからすでに4年以上が経過しています。さらに、業者が新宿区を相手に損害賠償請求の控訴を断念してからも、すでに10ヶ月が経過したいま、違法建築物の除去に関して新宿区はどのような対応を実施しているかが、話し合いの焦点となりました。

新宿区側からは、業者への指導は引きつづき行ってはいるものの、現状では強制排除はできないとの説明があり、現在の約3分の1の規模(1,000m2以下)であれば再開発は可能である旨、業者に対しては数回にわたり説明したとの報告がありました。

  これに対して、トラスト基金側としましては…、

即座に違法建築の除去をすべきこと。

違法建築となった建物を3分の1に単純改築するような脱法まがいの認定はすべきでないこと。

以前、住民や区長を欺き、密室で安全認定を出したような愚行は繰り返さないこと。

…などを要望するとともに、中山前区長に要望しつづけてきた土地取得、公園化について改めて伝えました。これに対し新宿区からは、以前、取得を前提に交渉はしたものの金額面での折り合いがつかなかった経緯もあり、区としては状況を踏まえていくとのコメントに留まりました。

 下落合みどりトラスト基金としましては、今後とも新宿区に対し公園化ならびに違法建築の除去、継続した説明を要望しつづけていく予定です。

 

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