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義務づけ訴訟が最高裁で住民側敗訴

 

2013(平成25)1219日づけで、“たぬきの森”の近隣住民の皆さんが最高裁へ上告Click!していた、義務づけ訴訟Click!の最高裁敗訴が確定しました。この訴訟は、最高裁で違法であることが確定Click!した違法建築物を取り壊さない業者に対して、新宿区が解体・撤去などの指導をなんら行わないことに対し、住民側が新宿区を提訴したものです。

東京高裁は、現時点では建築物が完成していないため危険性はなく、除去する必要性はないとの理由で住民側の訴えを退けましたが、最高裁も事実上、この判決を踏襲した形となっています。「下落合みどりトラスト基金」では、違法建築をこれからも長期間にわたって放置することに一貫して疑義を呈してきましたが、これに対する答えは義務づけ訴訟の判決からは見いだせませんでした。

ただし、本裁判より以前にスタートしている、新宿区と開発業者との責任問題に関する裁判は、いまだ東京地裁においてすら結審しておらず、たぬきの森の行く末は相変わらず不透明な状況のままがつづいています。今後、新たな動きがあれば、当サイトで改めてご報告していきますので。引きつづき「トラスト基金」サイトをご覧ください。

 

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