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2011年度の「トラスト基金」会計報告書

 

 「下落合みどりトラスト基金」の2011年度会計報告書(収支計算書)ができましたので、Webサイトをご覧のみなさまに公開いたします。なお、郵送によるご報告はこの一両日を予定しておりますので、しばらくお待ちください。

 

 また、本サイトで会計報告は閲覧したので、封書による郵送の必要はないという方、ぜひ事務局までご連絡Click!ください。印刷費および通信費の削減のため、みなさまのご協力をいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。なお、会計報告書の裏面に掲載いたします、「下落合みどりトラスト基金からのお知らせ」リーフレットは、下段に全文を掲載しています。会計報告書と併せて、ご参照ください。

 

下落合みどりトラスト基金からのお知らせ

2012年2月2日 

下落合みどりトラスト基金 

代表 栗林 義信 

 

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。「下落合みどりトラスト基金」の活動も8年目に入り、先日、第Z期決算を終えました。

去年は未曾有の大災害があり、すべての人が自然との関わり方を考えざるを得ない一年となりました。我々の活動は、ここ下落合のみどりを守ることからスタートしましたが、この活動を通して、皆様の身の周りの環境にも目を向けてくださる一助となればと願っています。

去年と同じことをご報告するのはとても残念なのですが、2009年12月の最高裁判所の判決の後、違法となった建物は相変わらずそのまま放置され続けています。

下記のごとく業者が新宿区に対して起こした損害賠償請求裁判と、近隣住民が新宿区 に対して起こした義務付け訴訟が、現在も進められています。義務付け訴訟の結審される可能性もあり、一日も早い事態の終息が望まれます。

裏面に昨年度(第Z期)の収支計算書を載せますのでご覧ください。

 

<最高裁判所の住民勝訴判決以降の経過>

2009年

12月17日 最高裁判所が住民勝訴の判決。この建物の建築確認処分が違法であることが確定

2010年

9月2日   業者は新宿区を相手取り約26億円の損害賠償請求の裁判を起こす

10月28日 近隣住民は新宿区を相手取り義務づけ訴訟に踏みきる

<義務づけ訴訟とは>

 行政庁が一定の処分をするべきであるにもかかわらず、これがされないときの訴訟です。

 今回の場合、最高裁判決で違法建築物と確定されたにもかかわらず、新宿区が業者に是正計画を提出するよう「要請」を繰り返すばかりで、「撤去命令」などの「処分」に踏み切らないことに近隣住民が業を煮やしたものです。

 

<下落合みどりトラスト基金の方針>

「新宿区と協力して、この土地を公園化する」という我々の方針は当初から一貫しています。

業者、新宿区ともに面子や儲けだけにこだわることなく、ともに早急に話し合って、違法建築を撤去し、緑を復活して、すばらしい下落合の住環境を取り戻すことを「下落合みどりトラスト基金」は強く訴え続けていきます。

基金、運営資金の残高は裏面の収支計算書の通りです。

今後とも変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。

また、ご希望者にはいつでも寄付金をご返却申し上げる方針には変わりございませんので、お申し出下さい。

<お願い>

我々のホームページをご覧になっている方で、今後のさまざまな郵送によるお知らせにつきまして、「ホームページを見ているので郵送不要」という方は、どの様な方法でも結構ですからご一報ください。 郵送費や印刷費など、活動資金の節減にご協力いただければ幸いです。

連絡方法携帯電話:080-6554-8447

メールアドレス:shimoochiai.mt@wood.dti2.ne.jp

       郵送:封筒をご覧ください

 

 

 

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