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島津一郎アトリエが文化庁の登録有形文化財に

 

落合地域に残る、吉武東里(国会議事堂の設計者です)が昭和初期に設計した島津一郎アトリエ!が、今年の10月に文化庁の「登録有形文化財」に指定されました。同アトリエ界隈は、近年、急速にみどりが減少しているエリアのひとつですので、同アトリエの文化財指定をきっかけに、少しでもみどりの回復が図られればうれしいことです。

また、同アトリエを「点」としますと、美術的な側面から目白崖線を眺めた場合、中村彝アトリエClick!佐伯アトリエClick!島津一郎アトリエClick!、そして林芙美子記念館(手塚緑敏アトリエClick!)と、アトリエが東西のライン上に並ぶことになり、まさに落合地域の丘上から斜面に残るグリーンベルトのラインとも並行して重なってきます。

もうひとつ、島津一郎アトリエの周辺は、たぬきが出没する一画でもあり、たぬきの森の周辺とどこか似ています。「下落合みどりトラスト基金」では、たぬきの森の緑地公園化をめざして、グリーンベルトの環境保全と豊かな街づくりを目標に、今後とも活動してまいります。

 

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