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たぬきの森では例年どおり桜が満開

 

  東日本大震災は、多くの人々の心へ大きな傷を残しました。また、福島第一原発の破壊による空前の危機的な状況は、現在もまったく変わらずにつづいています。しかし、たぬきの森ではいつもの春のように、桜の木々が満開を迎えています。

  違法建築工事が行なわれる以前の本数に比べれば、桜の樹木は伐採されて数が少なくなり、やや寂しい光景となっていますが、残された木々は枝葉を伸ばして大きく成長し、あたかも放置されたままの違法建築を呑みこもうとしているような感じさえ受けます。

  周辺では、このところ複数のたぬきが毎晩目撃されています。自然が豊かに残る下落合で、今年もほどなく、たぬきの赤ちゃんが誕生することでしょう。「下落合みどりトラスト基金」では、目白崖線に残された貴重な緑や自然を、少しでも多く保存していきたいと考えています。

 

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