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たぬきの家族が椿山荘をねぐらに出没中

 

 以前より、目白崖線の東端にある目白坂付近、あるいは関口台町小学校の界隈でのたぬきの目撃情報が相次いでいましたが、どうやら椿山荘をねぐらに繁殖しているようです。椿山荘の庭園に最近、以下のようなプレートが設置されました。

庭園のタヌキについて

豊かな自然が残るこの庭園には野生のタヌキの家族が暮らしています。タヌキと人間が、安全に共存できるようご理解とご協力をお願いします。

 ・餌をやらないでください

 ・近づいたり触ったりしないでください

 ・脅かしたり追いかけたりしないでください

                            総支配人

 これで、西端の中井2丁目(旧・下落合4丁目)の御霊神社界隈までの目撃情報を含めますと、おそらく東西約5kmにわたって長くのびる目白崖線全体に、途中で明治通りや山手線/埼京線、山手通りなどで分断されつつも、相当数のたぬきが棲息しているものと思われます。

 また、目白崖線の南側、早稲田の甘泉園や戸山公園、あるいは西側の哲学堂公園における目撃談などを総合しますと、少しでもみどりの残る街並みが拡がる地域には、必ずたぬきも一緒に暮らしていると考えたほうが間違いなさそうです。

 20年ほど前まで、あまり公然と気づかれなかっただけで、どうやら東京は人口密度だけでなく、たぬきの狸口密度もかなり高そうです。

 

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