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最高裁判所の審議がスタート

 

 “たぬきの森”に計画された「重層長屋」の違法建築問題について、ついに最高裁での審議が開始されました。原告である周辺住民のみなさんをはじめ、「下落合みどりトラスト基金」に参加いただいている多くのみなさんの、5年におよぶ人命尊重と自然保護の闘いや活動は、まさに最終局面の正念場を迎えています。

 工事の騒音がすっかり絶えた“たぬきの森”では、旧庭園の剪定されていないバラがあちこちで手足を伸ばし、赤や白の華麗な花々を咲かせています。森にかろうじて残る樹木の新緑が、まるで工事中の建物を呑み込んでしまうかのように、美しくそして鮮やかに映え、自然の素晴らしさや生命のしたたかさを感じさせてくれます。

 最高裁における完全勝訴へ向け、そして最終的には“たぬきの森”の緑地公園化をめざして、「下落合みどりトラスト基金」では周辺住民のみなさんとともに、今後とも活動をつづけてまいります。なお、みなさまから活動運営資金への寄付をいただいています関係から、定期的にWebサイト上で金額の報告をさせていただいております。引きつづき、みなさまからの活動運営資金へのご寄付も、よろしくお願い申し上げます。

 

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