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たぬきの目撃情報が春を迎えて頻発

 

 3月に入り“たぬきの森”とその周辺、下落合の全域で成獣の目撃情報が頻繁に寄せられています。エサの少ない冬期をすぎ、再びめぐってきた暖かい季節に、たぬきたちも浮きうきしながら遠出をし始めているようです。お彼岸のお供えを目当てに、薬王院墓地へと出没しているのでしょうか。特に、果物類には目がないようです。

 夜間の目撃情報が多く、野鳥の森公園や薬王院の周辺では、このところ毎晩目撃されています。写真は、薬王院前から氷川明神社へと通う旧・雑司ヶ谷道(新井薬師道)を、午後10時ごろに散歩するたぬきです。人が近寄っても慌てて逃げませんが、イヌを散歩させる人が近づくとイヌが嫌いなのか素早く物陰に隠れます。

 

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