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判決後に工事は事実上ストップか?

 

 114日の高裁判決後、“たぬきの森”の建設現場は急に工事の騒音が止んで静かになりました。判決のあった週は、それでも内装工事らしい音は聞こえていましたが、先週に入ってからは、建設現場の4m道路入口に設けられたゲートも、通常閉じられていることが多くなりました。

「重層長屋」建設現場の南側現状

 121日のみ、大量のガラスが搬入されて嵌め込み工事をしていたようですが、これは直前のキャンセルが不可能な硝子メーカーからの予定搬入だったのかもしれません。22日以降は、建設現場はひっそりとしていて、ほとんど動きらしい動きはありません。

 

 2週間ごとに配られる工程表によりますと、121日・22日の両日は「屋上防水下地のコンクリート打設」ということで、コンクリートミキサー車がゲートを出入りするはずでしたが、そのような動向や気配はいっさい見られませんでした。そのゲートの前面に取り付けられている工程ボードには、常に1週間ごとの工事予定が書き込まれるはずですが、その工程内容もすべての日が「保全工事」と書き直されています。さて、住民側勝訴の判決を受け、新日本建設は建設工事を事実上ストップして、自粛を始めたものでしょうか?

 

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