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トラスト基金と新宿区の「七つの都市の森構想」

 

 114日の全面勝訴の判決にともない、「下落合みどりトラスト基金」へマスメディア各社からの問い合わせが急増しています。数年ぶりのコンタクトにも関わらず、マスコミ各社の担当記者の方々も、“たぬきの森”の取材はことさら深く印象に残っていたようで、久々の取材依頼とともに高裁判決に対する祝福の言葉や、「トラスト基金」活動への激励を数多くいただきました。

 

 今回の判決は、マスコミ各社のみなさんもたいへん注目されているようです。これからも、新宿区の上告や工事中止の問題、公園化と下落合のグリーンベルトの課題、そしてマスメディアの報道情報などの動向を随時、当サイトでご報告してまいります。

 

 「下落合みどりトラスト基金」の設立趣旨は、新宿区や業者の違法性をことさら指摘し、糾弾することではありません。都心に残された、貴重でかけがえのない動植物の自然環境を保全し、それを後世まで末永く伝えていくために、新宿区へ向けてみどり豊かな公園化を働きかけていくことを目的とし、その趣旨は現在でもまったく変わっていません。そして、それは中山新宿区長Click!が推進されている、「七つの都市の森構想」Click!に直結するテーマでもあります。

 

■七つの都市の森構想

 新宿区にいまだ多く残る森林を積極的に保護し、豊かな自然と人間との共存をめざした新都心=東京の新しい“顔”づくりを推進する、中山新宿区長と新宿区ならではの都市構想です。

 その構想資料を参照しますと、新宿区はみどり豊かな地域を的確に把握・色分けしており、落合地区を見ますと、東は日立目白クラブ(旧・学習院昭和寮)のある近衛町から、西は中井御霊神社や目白学園あたりまで、つまり旧・下落合全域(現・下落合/中落合/中井2丁目)の目白崖線沿いに展開するグリーンベルトそのものを、地図上で緑色に指定しています。わたしたち「下落合みどりトラスト基金」では、この構想の実現に少しでも寄与できればと考えています。

 

 引きつづき、ご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。「下落合みどりトラスト基金」の今後の活動に、ご注目ください。

 

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