トップページ

冬色へと移ろう“たぬきの森”の紅葉

 

 寒さも日ごとに厳しくなり、「下落合みどりトラスト基金」が保存を求めている“たぬきの森”周辺も、秋色から冬色の風情へと変わりつつあります。今年も、“たぬきの森”では紅葉が見ごろを迎え、色彩が日々変化する様子は、急速な季節の移ろいを感じます。季節の移り変わりを眼で追い、肌で実感できるというのは、都市の住民にとってはきわめて貴重な“財産”であると感じます。基礎工事が進むにつれ、新宿に残された数少ないグリーンベルトの一画を、なんとか保存・再生できないかと思いは募るばかりです。

 この森のどこかで、たぬきも冬じたくをしているのでしょうか? 最近は目撃情報Click!も多く、もし見かけられた方がいらっしゃいましたら、「トラスト基金」事務局まで情報をメールなどでお送りいただければ幸いです。

 工事は、周囲へ震動と轟音をまき散らしながら進捗しているようですが、今年の5月以降、業者から騒音やプライバシーへの配慮などに関する説明会開催の連絡は、いっさいないとのことです。周囲のコミュニティ(ご近所)や住宅などいっさい無視し、無理やり工事を強行したまま“売り逃げ”していくという、最近都内ではよく聞かれるパターンなのでしょうか?

 

Copyright © 2005-2007 Shimoochiai Midori Trust. All rights reserved.