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反対を押しきりオオクスノキの移植が終了

 

  「下落合みどりトラスト基金」や周辺住民のみなさんの反対を押しきり、オオクスノキの移植が完了しました。下掲の写真のように、オオクスノキの枝はさらに剪定され、ほとんど原形をとどめていません。業者はできるだけ枝葉を剪定し、移植作業の簡略化やコストダウンをしたい旨、以前より表明していました。

 新宿区は、これ以上枝の剪定をしないように業者へ指導したといいますが、根が予想以上に広く張っているため、根回しした中には水を吸う細根が少なく、仕方がないので枝を落として水分蒸発を押さえた・・・とのことです。これらの移植作業は、新宿区の直接監督下で行われたようです。

  樹木医に移植限界とされた3月末より、2ヵ月遅れの移植作業ですが、オオクスノキが枯死しないことを祈るばかりです。また、キンモクセイもさらに大規模な剪定が加えられ、無惨な姿を見せています。

 

 

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