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オオクスノキ移植に関する新宿区の反応

 

  今朝、「下落合みどりトラスト基金」側が、新宿区の「都市計画部」部長および「道とみどりの課」課長に問い合わせたところ、以下のような回答でした。

●「道とみどりの課」課長

  今日、明日の件は昨日はじめて知りました。連休明けから移植作業に入りたいと言う話はきいていましたが、道路使用許可の問題もあり、日にちははっきりとしていませんでした。さっそく区の樹木医を立ち合わせるため派遣する手はずをしました。区の樹木医の意見としては、5月いっぱいの移植が限度であろうということです。

●「都市計画部」部長

  建築主が1月末に提出した建築確認申請に対し、2月に区の建築主事が、3週間という期限内では建築確認はできないということを、建築主に伝えました。そこに書かれている種々の疑義について、建築主からのコメントないし図面は、その後一切提出されていません。擁壁についても、建築主と十分協議を持つつもりです。

 

  上記の回答が事実とすれば、業者は建築計画にかなり苦慮し、大幅な変更を余儀なくされている可能性があります。しかし、計画変更の有無にかかわらず、屋敷森の伐採をむやみに先行してしまったことは、社会的モラルの大幅な欠如と言わざるをえません。また、見方を変えるなら、下落合のみどりが新宿区の縦割り行政の犠牲になった・・・とも言えます。

 

 

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