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「トラスト基金」事務局より経過のご報告

 

去る2月に、決算報告等に関する手紙Click!を、「下落合みどりトラスト基金」へ参加されているみなさまへ向けてお出しいたしましたが、このたび屋敷森をめぐる新たな経過報告や、それに対する「トラスト基金」の姿勢などを掲載したハガキを郵送いたします。

つきましては、前回の決算報告と同様に、Webサイト上で閲覧するのでハガキの郵送は必要ないという方がいらっしゃいましたら、メールあるいは電話でお知らせくたざい。運営資金の節約に、ご協力いただければ幸いです。

「下落合みどりトラスト基金」事務局

  電話:090-8109-1654

  メール:shimoochiai.mt@wood.dti2.ne.jp

       ※メールタイトルには、「経過報告不要」とご記入ください。

  以下、発送しますハガキに掲載予定の「経過報告」です。

 

<経過報告>

  旧遠藤邸跡地に重層長屋建築を計画している新日本建設は、1月末に新宿区へ建築確認を申請しましたが、未だ確認は下りていません。それにもかかわらず、3月下旬から樹木の伐採と整地を強行しました。

  報道各社もこの伐採に注目し、日本テレビ(ニュースプラスワン、NNNニュース、ザワイド)、テレビ朝日(スクランブル)NHK(ダーウィンが来た!、特報首都圏)TOKYO FM(シックスセンス)、読売新聞、毎日新聞、東京新聞などで取り上げられました。お耳にしたり、ご覧になった方もいらっしゃると思います。3月以降、寄付金、署名、励まし、お問い合わせのお手紙、メール等も急激に増えています。

  現在、業者側の作業は一段落し、先週からは動きはありません。敷地の中心部の整地はほぼ終わっていますが、大楠、ケヤキ、桜などの大木は残り、境界線の低木も手付かずです。伐採の影響だと思われますが、先日の強風で南側の古い住宅の屋根の一部が壊れました。また、夜行性のタヌキが昼に目撃されたりしています。そのタヌキの一家ですが、今年もおめでたが確認され、間もなく赤ちゃんが生まれると思われます。

<下落合みどりトラスト基金の立場>

  当基金は設置規則にありますように、その目的は下落合地区のみどりを保全し、区と協力して公園化をはかることにあり、公園化の可能性が消滅した場合には寄付金全額を、寄付者にお返しすることになっております。

  近隣住民が新宿区を相手に起こしている裁判に住民側が勝訴すれば、業者の作業をストップさせることも可能です。「下落合みどりトラスト基金」としては、樹木の大半が伐採されても、下落合地区の緑の連続性を保つために、木々を再生し、高台の特性を生かした明るい公園を目指して活動を続けようと決意しています。

  いうまでもありませんが、希望なさる方にはいつでも寄付金を返却申し上げる方針には変わりありません。

  今後も適時、経過報告をいたします。皆様の変わらぬご支援をお願いいたします。

 

 

 

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