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「トラスト基金」へ全国から寄せられたメール

 

  マスコミ各社の報道や、Yahoo!のトップページに掲載されたことにより、この数日間、膨大な量のお問い合わせやメール、寄付や署名が「下落合みどりトラスト基金」あてに寄せられています。これだけ社会的な注目を集めているにもかかわらず、話し合いのテーブルに着こうとせず、またなんら手を打とうとはしない新日本建設(株)新宿区Click!に、ぜひみなさんの抗議のとどけていただければと思います。

 

 以下の文章は、日本全国(海外含む)から寄せられたメールのごく一部です。サイトへの掲載許可をいただきましたので、ご紹介いたします。

切り倒されようとしている満開をひかえた大桜

●東京都足立区

 タヌキがすめるような場所守ってあげたい!

 

●東京都台東区(某大学院理学系研究科)

 読売新聞の記事を妻から知らされ、一刻も早く何か行動しなければ、という気持ちになりました。本日妻と共に屋敷森周辺を散策し、都会の喧噪を忘れさせるとても閑静なたたずまいに驚きました。都心にいることを忘れ、野鳥の声に耳を傾け、木々の薫りを満喫して帰って参りました。おとめ山公園を訪れたとき、池にたくさんのおたまじゃくしを発見しました。こんなにたくさんの命がこの地ではぐくまれているのだと思うと、自然の尊さ、ありがたさを実感しました。

 屋敷森ではタヌキの生息が危ぶまれていると聞きます。子ダヌキが親ダヌキと幸せに暮らしていける環境を残していけるよう、野鳥が安心して巣を作れるよう、少しでも力になりたい、と強く感じました。来年の桜の咲く頃には、”タヌキの森”が公園として生まれ変わっていることを信じております。

 

●東京都世田谷区(都内のNPO団体)

 諸外国の先進国の大都市は、自然との調和を大切にしています。東京という町を外国の人たちに紹介するときに、自然を忘れたコンクリートジャングルとしての姿を見せることは、日本人の心の荒廃をも見せてしまうことになります。

 

●東京杉並区(某役所勤務)

 人と自然と動物が共存する最善方法を考えて!

 

●埼玉県吉川市

 どんなにお金を掛けても、手を尽くしても《年月》が培って出来た物はまたそれと同じだけ、もしくはそれ以上の《年月》を掛けなければ出来ないものではないでしょうか? 失ってから後悔してきた物が、今の日本にはどれだけあることでしょうか。同じ過ちを繰り返すのはやめませんか? 大学時代の4年間を新宿で過ごした者として、お願い致します。これ以上《コンクリート》のモノは増やさないで下さい。土にかかっている重さの分だけ心にも重いです。

 

●石川県金沢市(某大学院自然科学研究科)

 新宿タヌキがいるとは知りませんでした。ここ金沢でも街の中心にある城址公園にタヌキが数頭生息しており、とても他人ごとに思えなくメールしています。

 開発業者の見解としてはおそらく現時点での自分たちの利益を最優先に考えていると思います。そのような小さな考えではなく、日本のそして世界の未来に向けた大きな考えに立って考えてほしいと願います。このような開発行為を繰り返すとその代償は巡り巡って必ず開発業者の人たちやその子孫にまで悪影響を及ぼします。私たちが今回の問題を解決し、世界にアピールできればこれ以上のことはありません!

 

●滋賀県大津市

 人が暮らせる場所は増えてますが、動物が安全に暮らせる場所は猛スピードで減っています。中山区長、どうか動物を助けてあげてください。この問題の解決は人間と動物が互いに共存できる第一歩ではないのでしょうか? どうかよろしくお願い致します。

 

●沖縄県うるま市

 現住民も、子孫も喜ぶ解決を望みます。

 

●アメリカ自治属領グアム島

 新宿区で育ちました。是非、新宿の自然を残してください。よろしくお願いいたします。

 

 

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