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本日から屋敷森の伐採開始を通告

 

昨日(3/22)の午後、屋敷森内にトラックで重機が搬入され、業者側から本日23日より樹木の伐採を始めるとの通告を受けました。屋敷森の桜のつぼみもいよいよ膨らみ、東京に開花宣言が出た当日のことです。

 

「下落合みどりトラスト基金」をはじめ、周辺住民のみなさんや多くの支援者の方々の反対、さらに各種マスコミが注視する中で、新日本建設株式会社は下落合住民からの話し合いの要請にまったく聞く耳を持たず、いまにも森の伐採を始めようとしています。

 

  さらに、計画されている「重層長屋」(実質マンション)の敷地として、屋敷森の立地が安全かどうかを争う裁判のゆくえも未決のまま、ほとんどすべての樹木の伐採を強行しようとしています。判決によっては、今後、「重層長屋」の建築計画自体が成立しなくなる可能性も高い中での、まったく無意味なみどりの伐採です。

蕾がふくらみ咲きはじめた屋敷森の美しい花々。

これらの樹木は、きょうにも伐採されようとしている。

「トラスト基金」では、このような空しい「開発」という名の破壊をしないよう、業者側へ再三再四に渡って申し入れを行ってきましたが、いまだ業者の責任者は話し合いのテーブルに着こうとはしません。このような状況の中、2件の訴訟が起こされている現状では、「重層長屋」が完成したとしても、裁判で係争中の物件に入居する方がはたしているのでしょうか?

 

一部上場の企業であり、大きな社会的責任をともなう法人としての、最低限のモラルを改めてここに強く問いたいと思います。

 

 

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