トップページ

東京地裁の第4回口頭弁論レポート

 

  315()の午後140分より、東京地方裁判所の712号法廷において、第4回の口頭弁論が開かれました。原告である周辺住民のみなさんをはじめ、「下落合みどりトラスト基金」からもメンバーが出席して傍聴しました。

 

  4回口頭弁論はいつもと同じような進行で、約15分ほどで閉廷。この日の法廷におけるやり取りも、特に目立った動きはありませんでしたが、裁判長が新任の方に変更となったのが大きな変化といえば言えます。従来の裁判長は、原告側、すなわち住民の側とのやり取りへ多くの時間を割いていた印象がありましたので、この裁判官の変更は屋敷森の保存へ向けて、よい結果を招くことになるのかどうか、注目をしていきたいところです。

 

  法廷での進行は、いつも通り前回の口頭弁論と今回との間に提出された、双方の書類の受領確認が行われ、さらにそれらに対する反論あれば、次回の口頭弁論の1週間前までに提出するように・・・との注意がありました。これらのやり取りも、前回までの口頭弁論と同様です。

  裁判は、相変わらずゆっくりと進展していますが、判決が下りるまで屋敷森の樹木が無事でいることを祈るのみです。樹木が伐られ、更地化されてから「違法」判決が出てもなにもなりません。「違法」判決により工事がストップし、土ぼこりが舞う更地だけが残されるというケースは、ぜがひでも避けたいものです。

 

  なお、次回の第5回口頭弁論のスケジュールがわかりましたら、また当サイトでお知らせしたいと思います。

 

 

Copyright © 2005-2006 Shimoochiai Midori Trust. All rights reserved.