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たぬきの目撃地点が北へ拡大

 

 このところ、たぬきの目撃情報が再び増えはじめました。今度は、いままで目撃されていた下落合の南斜面一帯ではなく、もう少し北側へ寄った丘上地域での目撃例です。七曲坂をのぼって目白通りに向かう途中の右手、画家・中村彝のアトリエがあるサクラ並木通りに隣接して、小さな谷間があります。明治期には「落合遊園地」、大正から昭和にかけては「林泉園」と呼ばれた、泉の湧く谷戸地形の森林公園があったところです。

 

現在では、谷間一帯はマンションになっていますが、ここでたぬきが何度か目撃されています。きょうの夕方、偶然に撮影されたのが下の写真です。猫ほどの小さめのたぬきが2匹、マンションの中を散歩していたそうで、中央で2つ光っているのが、そのうちの1匹の眼。マークの下に、2匹のたぬきがいます。ひょっとすると、2匹とも小ぶりな個体なので、今春産まれた子だぬきの成長した姿なのかもしれません。

また先日は、電線をわたって歩くたぬきが目撃されています。これまでは、下落合に残るグリーンベルトや木々の間を縫うようにして、道路を横断しながら別の場所へ移動していると考えられていました。ところが、電柱にのぼり電線を伝わりながら、クルマの心配をせずに好きなところへ移動している、器用なたぬきもいるようなのです。ちょっと感電が心配ですが・・・。

・・・たぬきの目撃地点

 

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