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屋敷の解体作業は最終段階に

 

下落合へ移築された旧・前田子爵邸(旧・遠藤邸屋敷)は、520()に屋根部分の解体工事に入り、翌521()の朝には、完全に2階部分の取り外しを終えました。2階の畳廊下から風通しの手摺りごしに眺める日本庭園は、この季節にはことのほか心地よく、素晴らしい風情だったにちがいありません。

 

現在、茶室と土蔵は、まだほとんど手つかずで残っています。土蔵については、母屋解体後もすぐには壊されないという情報もあり、屋敷森の保存が実現したあかつきには公園のシンボルとなって欲しいという声も挙がっています。武蔵野原生の屋敷森は、いまだ公園化への道筋が見えず、きびしい状況がつづいていますが、このような保存を達成したあとの活用に関して、住民のみなさんが集って話し合う「下落合のみどりを活かすアイデア」フォーラムClick!も予定しています。ぜひ、みなさんとともに、屋敷森の保存を実現してまいりましょう。

 

520()の様子

 

521()の様子

 

 

 

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