下落合みどりトラスト基金

TBSの報道番組「きょう発プラス」へ抗議

TBSが4月22日(金)の午前10時50分から午後0時50分ごろまで放映した、報道番組「きょう発プラス」の中で、はなはだしい事実誤認がありましたので、「下落合みどりトラスト基金」はきょうの午後、同番組に強く抗議をしました。

他の報道に時間を押されて、下落合ダヌキの登場は大幅に縮小されてしまったのですが、その紹介の中で新宿区が旧・遠藤邸の屋敷森を買い取るのに、あたかも失敗したかのような報道をしました。もちろん、新宿区も「トラスト基金」も、タヌキの棲息をはじめ、生態系がかろうじて健在で貴重な屋敷森の買い取りに向け、現在も鋭意活動中です。

さらに、「トラスト基金」メンバーの氏名を間違えるなど、あまりにも貧弱な取材とずさんな報道に、「トラスト基金」の中から大きな怒りの声があがっています。いえ、「トラスト基金」ばかりでなく、新宿区や新宿区議会で、この問題について真摯に活動されている所員や議員のみなさんも、TBSのあきれた報道にたいへんお怒りだと思います。

「トラスト基金」の抗議を受けて、TBSでは来週に“訂正放送”をすると約束していますが、その際に明らかにしてほしいのは次の3項目です。

●「新宿区が屋敷森の買い取りに失敗した」などと、なぜ誤った判断したのか？

●それが「裏取り」をきちんとした取材ではなく単なる印象だとしたら、どこからそのような印象が

派生したのか？（取材記者の判断か、編集デスクの恣意なのか？）

●ウソや誤りの「報道」＝デマゴギーをチェックする機能が、TBSには存在しないのか？

ぜひ、来週の「きょう発プラス」で明らかにしてほしいものです。わたしたちは、同番組の姿勢を来週も注視しています。