トップページ

「新宿区みどりの推進審議会」傍聴記

 

415()の午前10時〜12時に、新宿区本庁舎6階にある第二委員会室において、「新宿区みどりの推進審議会」が開かれました。新年度になったばかりで開催という、新宿区としては異例の時期に開かれた審議会でした。しかも、開会直後に、道とみどりの課長から「下落合みどりトラスト基金」の活動が、パワーポイントを使って地図や写真を交えるなどビジュアルに紹介されました。

 

会議の議題としては、みどりの基金条例の改正と、みどりの基金の拡充が主なものでした。条例改正のポイントは、「基金の運用による収益を緑化事業に充てる」だけだった目的に、「基金そのものを公園や緑地の用地取得費に充てる」ことを加えたこと。また、みどりの基金の拡充については、「新宿区一般会計予算から毎年一定の金額を積み立てる。当面の目標額は10億円」等が提案されました。

 

活発な意見交換がなされ、大筋ですべての議題が承認されました。5月開催予定の当審議会で一部手直しをして、6月の区議会にて決議される予定です。

 

「新宿区みどりの推進審議会」委員より「下落合みどりトラスト基金」の経過が報告され、「これは条例改正まで待てない緊急を要する案件なので、審議会として区へなんらかの提案または要望を出してくれないか」・・・と、熱心にお願いしてくださいました。他の委員からも提案がなされたのですが、残念ながら時間切れとなり、「議事録に載せる」ということで閉会となりました。

 

審議会全体としては、わたしたちの運動紹介がひとつの契機となり、委員のみなさんが熱心に議論を重ねることにつながったようです。傍聴席にも20名ほどの区民が駆けつけ、この種の審議会としては異例づくめのものだったようです。

 

 

 

 

Copyright © 2005 Shimoochiai Midori Trust. All rights reserved.