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上山良子様から中山新宿区長への公開要望書

ランドスケープアーキテクトであり、長岡造形大学大学院教授でもいらっしゃいます上山良子様より、中山新宿区長あての要望書が提出されました。ご本人のご了解を得て、本サイトで公開いたします。上山様は、庭園や空間デザインの専門家として、全国で活躍されているランドスケープデザインの専門家です。

中山新宿区長殿

緑にたいするご理解をお持ちの中山区長へのお願いです。

下落合4丁目の緑は新宿区の資源のみでなくこの東京というところに残された貴重な財産であると、先日拝見して確信した次第です.景観的にもこの緑がなくなりますと連続性を失い、地域の価値を著しく損なう事になります。

敷地内には非常に風格のある、昔我々の子供の頃に住んだ懐かしい日本家屋という貴重な資源が残されています.これはかつて「美しい庭園島」といわれた日本の都市の美しさを創っていた環境をキチッととらえて家を創る叡智の一つと思います。
建物の中から見る新宿の夜の景はまさしく素晴らしい資源といえましょう.これは日本の都市のなかに残された数少ない貴重な資源であり絶対保存し、広く市民が活用出来る場として再生すべきであると集まった全ての人々の意見が一致しました。
この庭に関しても同行してもらいました、遺跡庭園の専門家の長岡造形大学の飛田先生によりますと非常に特徴ある庭との言を頂き、この[土地の記憶]を新宿区の財産として末永く次世代の子供達に残していく事に対して中山区長様の英断が希求されています。

是非頑張って買い戻していただきますよう一専門家として、又、新宿区に事務所を持つ者として嘆願いたします。

                    平成17年3月5日
                    上山良子 ランドスケープアーキテクト
                    長岡造形大学教授

 

 
 
 
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